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the Dark Ages 〜野獣だった日々〜





誰だってね、

野獣と呼ばれる時期ってあると思うんですよ。

あふれんばかりの性欲を押さえられない時期。

いつでした?

えっ?今がそうだって?

はい、はい。頑張ってくださーい。応援してまーす。





えっ?

おいら?

お前もそうだろう!って。

うーん・・・

今はそうでもないんですよねぇ・・・

この歳になるとね。

うん。





振り返ってみると、いくつくらいが一番ピークだったかなぁ・・・

たぶん、16歳〜20歳くらいが一番ピークだったかも。

うん。

やりたくて、やりたくてたまらなかった頃。

あのね、大きな声では言えないんですけど・・・

おいら、高校2年生の時、

一晩で、













7回半したことあるんですけど・・・・








翌朝は痛かったです・・・



すいません。



初っぱなからお下品で。












そんなわけで、今日はthe Dark Ages

野獣だった日々。

暗黒時代。











19歳。


大学1年の時の冬でした。


後期試験の1週間くらい前。


えぇ、


文系の大学生、1年で唯一勉強しないと洒落になんない


一ヶ月の頃でした。


夜中の1時くらいだったかな、


勉強に疲れて、大学の友達に電話したの。








名前、何にしようかなぁ・・・


幸田くんって名前にしようかなぁ。


ちなみに、幸田くんは、


keyword3−12「あなたの中で溺れたい」に登場した


→keyword3−12「あなたの中で溺れたい」にジャーンプ


鈴木くん、石田くんの高校の同級生。お友だち。


はい。



エリート養成校、


鹿児島ラサールを卒業して、



鈴木、石田の2名はきちんとエリートコースと言うレールに乗ったまま



東京大学へ進学したけど、



この幸田くんだけは落ちこぼれて、

うちの大学に入ってきてました。







大学に入って一番最初に仲良くなった友達。


そんな幸田くんに電話したんですよ。


「おい!勉強してるか?」って探りの電話をね。









ところがキャッチホン。







幸田くんは、東大生の鈴木くんと話してるらしい。


キャッチなので、かいつまんで


「 幸田 − 鈴木 」がなんの話をしてるか教えてもらう。


話によると、


先日、鈴木くんが、ポン女

(・・・・今も言うのかなぁ・・・この呼び方。文京区目白台にある、あの女子大です。)

うん。

ポン女の佐藤さんのレポートを書いてあげたらしい。


佐藤さんから電話が来て、


何かお礼するよ。何がいい?


って聞かれたところ、





















すぐやらせてくれる女!







鈴木君は答えたらしい・・・


つーか、鈴木くん。


この人もすごすぎっすよね。


そんな事、女の子にいえないもーん。普通はね。


そんなものすごい事を言ってのける鈴木くん。


風の便りによると、今は


どこかの大学教授だとか、助教授になったらしいっす。


はい。


女子大でないことを祈るだけっす。








脱線しちゃったね。ごめん。









すぐやらせてくれる女の子を紹介してくれ


との鈴木くんのお願いに、


ポン女の佐藤さん、



「遠藤さんって子が友達にいるの。

 えんちゃんって呼んでるんだけど、

 この子ならすぐやらせてくれるよ。

 この子でいい?結構可愛いタイプだよ」




と答えが返ってきたらしい。



つーかぁ・・・このオンナの返事もすごすぎる気もするけど・・・




「いいよ。じゃあ、そのえんちゃんを紹介してくれ。」


伝えると、後で、えんちゃんから直接電話させるとのこと。


とりあえず、佐藤さんと電話を終えた鈴木くん。








待つこと5分もしないうちに


えんちゃんから電話。


彼女は


電話をかけてきて、開口一番・・・・








「今すぐあって、やりたい!」と主張。










はい。










なんて積極的なんでしょう・・・











はい。










人種のるつぼ。












メガロポリス。ときお。










色々な人がいるもんですねぇ。









でもね、この子、本当に積極的だったんだって。



否。



積極的すぎたんだって。






鈴木くん、さすがに少し不審に思ったらしいっす。



怖くなったみたいっす。


うん。


常識的な判断だね。


そこで、事の顛末を友人の幸田くんに電話かけて相談中。


大丈夫かなぁ?・・・って。















そんな「鈴木−幸田」間の電話の途中に、


僕がキャッチで幸田くんの電話に割り込む。


はい。



質問です。



友人に上記のような相談を受けたら、あなたならどう答えます?








うん。







ちょっと考えてみてよ。







うん。







幸田くん。







否。








幸田。









なんて言ったと思う?


























なにぃーーーーー。



そんな美味しい話があるかぁ!!!



俺も混ぜろ!

その子の電話番号教えろ。


俺が電話して確かめてやる!










はい。










まったくもって・・・・











バカそのものです。















と言う事の顛末らしいっす。


うん。



「そんなわけで、今から、俺、

 えんちゃんに電話しないといけないんだよ。

 電話して、本当にやりたいのか確認して、

 俺も『まーぜーてー』ってお願いしようと思ってんだよ。

 そんなところだよ。今からえんちゃんに電話してみるね。

 後で結果報告してやるよ」




と僕に告げて幸田くんは電話を切りました。













おいら仕方なく、再び勉学にいそしむ。


えっとねぇ、びっくりするなよぉ。


政治学とかをカリカリ勉強してましたぁ。


はい。


社会に出て、この知識使ったことないっす。


って言うかぁ、


もう覚えてないし(泣)
















30分後。



ふたたび鳴り出す電話。



はい。



幸田くんからでした。




「えんちゃんと電話で話したよ。


 あのね、


 
誰でもいいから、いますぐやりたい


 って言うんだよぉ。だから、


 
『始発に乗って、うちに来る?』って聞いたら、


  来るっていうから、今から準備するなぁ。


 moon、わりぃ。
 

 お前と遊んでやるほどの余裕は今日はねぇーんだよ。


 明日の夜にでも結果報告するな。


 
いしししし・・・







・・・とのこと。












それを聞いた僕、










はい。












moonさん。












なんて言ったと思います?











はい。











ちょっと考えてみてよ。












・・・










はい。












言いました。











はい。











言ってやりましたよ。











はい。












普通言うでしょ?









こんな美味しい話が転がってるはずないもん。














はい。











そんなぁ・・・




お前、危ないって。




どんな女か、容姿もなにもかもわかんねぇーんだろ?




やめた方がいいって・・・・




バックに怖いお兄さんがいても知らねーぞって。










はい。






















・・・・・・・・・


















まったくもって、















真っ赤な嘘です。














大嘘です。












みょ〜〜ん。












鼻のびます。











はい。












そんな理性的な事言えませんでした。










言いました。











言っちゃいました。











「あふれ出す言葉を止める理性」



そんなもの、当時は持ち合わせてなかったんです。
















ちょっと待て!



その話、お前、おいしすぎんだろぉ!!!!



俺もまぜろ!!!



俺にもやらせろ!!!



じゃねぇーと友達やめるぞ!!
















どんな友達だったんだろう・・・













おいらの剣幕に、ひるむ幸田くん。





最後は




「分かったよ・・・・えんちゃんにもう一回電話して

 
moonも混ざっていいか聞いてみるよ」との事。

















30分後。


再び電話のベル。


幸田くんから。





「あのな、



 
やりたくてたまらないから、



 
お前もまざっていいよだって。



 
始発に乗って、お前の部屋に行くな。」










えんちゃんは池袋に住んでいました。



幸田くんは、池袋とおいらが住んでる駅の真ん中あたりに住んでいました。



そして、なぜか、おいらの部屋に3人で集まる


ことなりました。


















1月の未明。


あたりは凍てつくような寒さ。


見上げた空には青い月。


コートのエリをたてながら、


あふれんばかりのシタゴコロをコートの下に隠して、


駅まで向かえに行く。




















朝、5時21分。


おいらの駅に始発の下りが到着。













まず、幸田を発見。


相変わらず、アホみたいな顔してやがる。








えんちゃん・・・





えんちゃん・・・





どんな女の子なんだろう・・・





期待と不安が交差する。




一人の女の子が改札から出てくる。




この子じゃねーだろー。




うん。




だって、可愛すぎるもん。






さすがに、こんな子が、





いますぐやりたい。


誰とでもやりたい!




なんて言うとは思えない。











キョロキョロ







キョロキョロ。







えんちゃん。








えんちゃん・・・








すると・・・












幸田くん?






moonくん?








と、さっきの女の子。









まじー?









えんちゃん???











「うん。」と、うなずく女の子。






ちょっとびっくりー。




かなり興奮ー。




マジかよ?








実はニューハーフでした
・・・









みたいなオチはないよなぁ・・・・








あっ、ちなみに僕、今では、








立派なバイですが、













この当時はまだ、







ノーマルなヘテロでした。






えっへん。









えんちゃん・・・



今の芸能人で例えると誰かなぁ・・・



うーん・・・





鈴木あみ?




うん。







そう、鈴木あみをもちっとグラマーにして、




セクシーにした感じの子でした。






えっ?







鈴木あみってもう今の芸能人じゃない?





ごめんなさい。





だって、そんな感じだったしぃ・・・



最近の芸能人ってテレビ見ても名前分からないし・・・



辻ちゃんと加護ちゃんの区別もつかないし・・・



って言うかぁ、



モー娘。で顔と名前分かるのって


「なっち」と「矢口」だけだし・・・




























おにゃん子クラブなら言えるけど・・・


























3人でとぼとぼおいらの部屋に向かう。



3人とも妙に無口。



部屋に入る。



へんな緊張感。



無口。



仕方なく、



「お酒でも飲もうか」と言って



冷蔵庫からお酒を出す。



それでも、みんな無口。




















そして、どれだけの沈黙が過ぎていっただろう・・・

















幸田くんの一言。






















「せっかくだから、はじめようぜ・・・」
















・・・・






















おしまい。
















嘘(笑)























はい。







この後、何があったか、どうなったかは、





さすがにここでは書けないっす。







ごめんねー(笑)












ほら、moonさんの人間性って言うか、







品位が疑われるじゃん。











えっ?













そんなの最初からないだろ!っすか。












そうですねぇ・・・・





でもナイショだよぉ。





うん。





ジャンケンしたりしたなぁ(笑)


















どーしても、ナニがどうなって、

アレがこうなったか聞きたい人!










仕方ないなぁ・・・






いつもの通り、






mail me!





お手紙くれたら、ぜーんぶ教えてあげるね(笑)





moon4since1999@yahoo.co.jp
























感想っすか?



えぇっとぉ、



この歳になるともういいやぁ・・・って感じですが、



って言うか、おいら今、





「愛なきセックス撲滅運動」

の会長をやっておりますし。






うん。








でも、長い人生において、1回くらい経験してもいいんじゃないっすかねぇ・・・



僕の場合、一回で終わらなかったけど・・・



うん。








いい経験値もらえると思いますよ。




はぐれメタル級のね。




一気にパルプンテまで使えるようになるって。




はい。



















その事件(逢瀬?)の後、 1週間



家の鍵をしっかりかけて、


窓のシャッターも一日中閉め切ったままでした。








なぜ?









だってね、怖いお兄さんが



「俺の女に手出しやがって!」



って怒鳴り込んで来るのでは




ってドキドキしてたんだもーん。




終わってみると、




冷静になってみると、






かなーり、ビビってたんだもーん(笑)




超ビビりだったんだもーん。






だって、おいしすぎたんだもーん。








うん。















シャッターのおかげで、



お昼でも僕の部屋の中、



いつも
真っ暗でした。







うん。









the Dark Ages











暗黒時代(笑)





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