1月12日
「いよいよ受験!」
昨日の夕方、
次女と喧嘩した時、
「このぉぉお ペチャパイ女!!」
って言ったら、
「なにさ、ちんこ小さいくせに!!」
って言い返された。
深く傷ついた。
みなさんこんばんは。
そして、2010年になってもう
随分日が経ってしまいましたが、
明けましておめでとうございます。
moon4です。
「明けましておめでとう」って挨拶。
昨年オヤジが死んだおいらは
喪中故に使っちゃいけないらしいのですが、
会う人、会う人、
「明けましておめでとう」
って挨拶されるのに、
なんて返せばいいん?
最初のうちは、
「ごめん、オレ、今喪中なんだ・・・」
言葉を濁した返事をムニャムニャしてたんだけど、
途中からめんどくさくなって、
普通に使ってたよ。
「あら、おめでとう。
今年もよろしくね。」って。
てなわけで、みなさん、
改めまして、
「明けましておめでとうございます。
今年もよろしくね。」
2010年ですね。
中3の長女はとうとう受験です。
過去に何度か書いてるけど、
我が家には多額の住宅ローンがあるので、
受験生の長女も塾に行かせてません。
行かせたくても
家計のどこをひねっても塾代なんて
捻出出来ませんから。
かと言って、
娘一人に勉強を任せてもいられないので、
英、国、社の文系科目はおいら、
理、数の理系科目は嫁が観ています。
幸い友人や親戚に、
教育関係の仕事をしてる方が何人かいて、
その方々が親切にいろんな教材を送ってくれるので、
ソフト面は充実しており、
それらを使って勉強したおかげで、
長女の成績は随分伸びました。
親が勉強を教えるこのシステム。
家庭内塾と言うのか
家庭内家庭教師と表現すればいいのか
よく分かりませんが、
一般的な塾や家庭教師と違って、
身内が身内に教えているので、
そりゃ厳しいですよ。
出した問題が出来なかったり、
出していた宿題が期日まで出来てなければ、
容赦なく罵声が飛ぶから。
「お前バカじゃね?」
「志望校行きたいんじゃないの?
この宿題が何に役に立つかは説明したよな?
今日まで完璧に出来るようになってろって言ったろ?
なのにこの程度しかしてないの?
志望校変えたら?
そしたらオレも仕事の後、わざわざこんなコトしなくて済むしさ、
お前ももう勉強なんてしなくていいじゃん。
お互い楽でいいじゃん。
そうしなよ!!
勉強なんてやめちまえよ。
この程度しかしないんだったら、
やるだけ無駄だぜ。
無駄!無駄!」
とりつく島もない。
普通の塾の先生や家庭教師だと
なかなか言えませんもんね。
こんな言葉。
これがいい事か悪い事か分かりませんけど。
いずれにしても、
教材に恵まれ、
長女の努力もあり、
成績はかなり伸びました。
成績も伸び、
経済的にも優しい家庭内塾ですが、
1つだけ重大な欠点があるんです。
それは何かと言うと、
対外的な試験を受ける事が出来ないんです。
つまり長女が今、
市内、県内でどの程度の学力を持ってるいるのか、
客観的に調べる事が出来ないんです。
ぶっちゃけ、偏差値が分からない。
茨城県では、
県内の塾が主導で行っている
「茨城県統一試験」
通称「茨統(いばとう)」と呼ばれている試験があります。
年に4回あるこの試験ですが、
茨城の塾に通ってる生徒達は
全員この試験を受けます。
ゆえに、この試験の結果、出てくる偏差値が、
実質的な偏差値となり、
その数字を観て、
受験する学校を決めるようです。
上述したとおり、
長女は塾に通わせていないので、
この試験を受ける事が出来ない。
故に偏差値が分からない
・・・と思っていたのですが、
ネットで調べたら、
お金さえを払えば、
塾に通ってない子も、
指定会場でこの試験だけは受ける事が
出来るってコトが分かりました。
藁をもすがるキモチで、
試験料を振込み、
1月10日に開催される、
今年度最後の「茨統」を受験する事になりました。
この試験の結果で、
受験する高校を決めようと。
模擬試験と言えども、
上述したとおり受験する高校を決定する為の大切な試験。
受験本番への予行練習をとも考え、
前日から本番体制に入りました。
夕飯は栄養があって消化のいいものを食べさせ、
お風呂に入れて、
普段は遅くまで勉強してるけど、
この日だけは早く休ませました。
おいらが今まで実践してきた、
受験の為の必勝法もこの日に伝授した。
試験当日、
朝起きて顔を洗ったら
必ずオモテに出て大きく5回深呼吸する。
早朝の冷たい空気を、
口から吸い込んで鼻から出していく。
できるだけ細くゆっくりゆっくり吐いていく。
その際、肺に入った空気が、
血管に沿ってアタマにのぼって、
アタマの中を駆け巡ってアタマの中の全神経を
フレッシュな状態に変えていってる事をイメージしながら
空気を吐いていく。
昨日の朝。
早朝6時半。
オレと嫁と長女と、そしてなぜか次女も。
家族4人で庭に並んで深呼吸をしました。
その後、
試験中のアドバイスをしていく。
試験と試験の間の休み時間、
試験会場がベランダに出られるような場所なら、
必ずベランダに出てお日様の光を浴びなさい。
植物じゃないけど、
人間も光合成が出来るから。
日の光を浴びたら脳が活性化するから。
そしてその時、
1、2回でいいから同じように深呼吸をしないさい。
頭の中に新鮮な空気を入れてリフレッシュさせなさい。
もしベランダが無ければ、
トイレでもいいから、
トイレに行ってトイレの窓をあけて、
窓から顔を出して日の光を浴びて深呼吸しなさい。
試験と試験の間の休み時間。
友達と話はするなよ。
『あそこの問題は××だよねぇー?』なんて話をしたって、
提出してしまった試験はもう直せないんだから。
試験と試験の間の時間は、外に出て日光浴びたり、
深呼吸したりと100%次の試験の為に使いなさい。
チョコレートとあめ玉を渡した。
2時間目と3時間目の合間に、
これを食べな。
2時間で脳内の糖分は切れてるから。
これを食べれば頭はまた復活するから。
一子相伝じゃないけどさ、
おいらの37年間の人生で、
何回か受けた試験の際
実践してきた事すべてを教えました。
長女は長女でやる気になったのか、
顔つきを見ると、
いつもより頼もしい感じ。
ではでは試験に行きますかと、
試験会場になってる土浦日大附属高校に向かいました。
車で30分の距離。
移動の車中でも、
実際の試験中の時間の使い方や、
問題用紙の読み方等々、
色々アドバイスをする。
いつもは何か話しても、
気の抜けたような
生返事しか返ってこない長女だけど、
今日は違う。
「はい。」
「はい。」
「分かりました。」
はきはきとした返事が返ってくる。
モチベーションも最高潮。
本番の予行練習としては
最高の状態。
30分後。
ようやく会場に到着。
だがしかーし、
どこで試験を受けられるかが分からない。
学校って広いじゃん。
特に私立高校なんて金持ってるから、
たくさんの校舎が建ってるじゃん。
ぶっちゃけ、どの校舎で今日の試験があるのかが分からない。
学校着いたら、中学生が溢れていて、
その子達について行けばいいやーと楽観的に考えていたんだけど、
ちっとも他の中学生の姿も見かけない。
仕方なく車を降りて、
一番近い所の校舎に入ると
先生らしき男性が一人いたので
聞きました。
「すいません、
茨統を受けに来たんですけど、
会場はどこですか?」
「えっ!?
中学生の試験は昨日やってたけど、
今日もあるんですか?」
驚愕の返事。
長女にどういう事?
って聞いたら、
長女は慌ててカバンの中を探る。
そして受験票を見て一言。
「ご・・・ごめん。
試験日間違えてた・・・」
あがっていたテンションも
モチベーションもガタオチですよ。
しょんぼりして再度車に乗って
二人で家に向かいました。
帰りの車中、30分。
長女はずっと泣いてた。
泣きたいのはオレも同じだよ・・・。
結局長女は
自分の偏差値すら分からず、
受験校を決める事になりました。
中学校の成績でね、
例年、上から10番までにいれば、
この高校は大丈夫でしょう。
10番以下で30番までなら、
1番上の高校には無理だけど、
2番目の高校は大丈夫かな?
この程度の判断材料はあるんだけど、
あまりに漠然とした物差しですよね。
この物差しだけで、
受験校を決めなきゃならないのは
しんどいなぁ・・・
正直、アタマを痛めてる(>_<)
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